早生まれの不利はあるのか。研究結果に驚く

やはり日本において4月や5月に生まれた人達よりも

1.2.3月の生まれ、いわゆる”早生まれ”の人たちの方が

学力や体力など様々な面で不利な状況になっているようだ。

 

調べてみると早生まれの不利について研究したものがあった。

 

結果の内容としては、認知能力と言われる学力などの能力と、非認知能力といわれる社会性などの能力両方において早生まれの人は低くなる傾向がみられたということだ。

そしてその調査によると認知能力については学年が上がるにつれて縮まっていく傾向がある一方で非認知能力の差は全然縮まっていないという結果がみられたそうだ

 

脳科学の見地からすると、幼少期に自分の至らなさを自覚し自信を失うと、将来的に自己肯定感を持てなくなる可能性があると考えられているようだ。

早生まれの場合、早生まれの数か月の差は非認知能力、つまりは生きる力との関係が特に大きくその影響が将来的にも影響する可能性があるということだ。

 

認知能力は点数などの数字で分かりやすい。

保護者も早生まれの遅れを取り戻そうと教育に力を入れる傾向があるそうだ。その分日認知能力を育む時間や活動をとれないということもあるようだ。

 

非認知能力とは社会性の能力ややり抜く力に関係する能力だ。まずは非認知能力を育てたい

 

自身は5月生まれで有利な方だった様です

勉強もスポーツも得意な方でした。身長も小学生の頃までは大きい方で中学入学した時まで大きい方でしたが、卒業の時には周りに抜かされ小さい方になっていました

 

 

現行の日本の教育制度は幼稚園から3年6年3年3年という学年の区切りになっている

人の成長や学力の成長スピードには個人差があるのは当然のことだし、そのほか事情や状況もそれぞれでしょう。

それなのにこの制度の中で同じような基準で評価されて行くことは失敗体験や自信を失うことにつながってしまうのではないのかなと思います。

 

 そうなるとそもそも区切りが必要ないのではとも思えてきて、 

 

一斉に4月入学になったのは1890年からで明治時代は9月入学も普通だったし寺子屋は随時入学アメリカも学期ごと入学なのでおかしな話ではないそうなので、入学も進学もそれぞれの事情に合わせたタイミングを選べるようになればいいのにね

 

 

 

いろいろ話が飛んでしまいましたが、幼少のときに最大で1年ほどの差があれば能力や成長具合に差があるのは想像するに難しくないでしょう。そんなときに気を付けようと思うのは、ほかの子と比べないことですね。あとは目に見えやすい学力などの認知能力を伸ばそうとするだけでなく社会性などの非認知能力もバランスよく育てることが大切ですね。